篠井英介ひとり芝居『女賊』
上演に寄せインタビュー「橋本流女方の美」
掲載
7月号より
小説「九十八歳になった私」
連載開始
5月号より『いとも優雅な意地悪の教本』連載開始
12月号で最終回
5月号 第1回 「意地悪とはなにか」
はじめに
一 意地悪と暴力
二 なぜ現代人はたやすく暴力表現に走るのか
三 なぜ「意地の悪い課長」は存在するのか
※なお、この号の特集「シェイクスピアさん、お世話になっております」
に薩摩琵琶の詞章「城壁のハムレット」が掲載されている。
6月号 第2回 「メリル・ストリープに学ぶ意地悪の意味」
一 教育的見地から見たる意地悪
二 教育に於ける意地悪の意味
三 なぜ女性ファッション誌の編集部は恐ろしいか
果たして意地悪なのか?
7月号 第3回 樋口一葉は頭がいい
一 頭がよくなければ意地悪にはなれない
二 いきなり啖呵を切る樋口一葉
三 見返り柳と溝の関係
四 名文とは
五 なぜ樋口一葉は朝ドラの主人公に
なれないのだろう?
六 意地悪な樋口一葉
8月号 第4回 紳士は意地悪がお好き
一 マスゾエくん
二 「人格攻撃をするなと言ったって、問題は人格
なんだからさ」問題
三 知性とモラルが分離して
四 「慇懃無礼」の構造
五 意地悪で自己回復する夏目漱石
六 ≪智に働けば角が立つ≫云々は人生訓じゃない
9月号 第5回 紫式部に陰険さを学ぶ
一 紫式部は意地悪だ
二 名前を書く人、書かない人
三 自分全開の清少納言
四 人の悪口を言う紫式部
五 自慢をする紫式部
10月号 第6回 男と女はどっちが意地悪か
一 男の嫉妬
二 ともかく男はもてたがる
三 文学の賞は才能に微笑まない
四 意地悪は女の方がおもしろい
11月号 第7回 悪を考える
一 悪役と爆発
二 悪役とインテリジェンス
三 悪役がいなくなる
四 正義のヒーローに余分なことを
考えさせないでくれ
五 最悪の敵は「ウチの上司」
12月号 第8回 それで、この話はどうまとめればいいのだろう
一 「悪とは正しくないことである」と考える国
二 江戸町人のふざけ方
三 日本の善悪対立
四 日本の悪は「悪」じゃない
五 民谷伊右衛門はなにをした?
2015年より引き続き「知性の顛覆」連載中
春号
第四回 知の中央集権
一 東京のなにがエライ?
二 「東京山の手」とは?
三 だから東京は支配的(ドミナント)になる
四 拘束衣としての言語
五 知は中央集権する
夏号
第五回 なぜ下品になったのか
一 日本人は下品になった
二 知性はモラルを捨てて行く
三 「自己主張」という下品な行為
四 もう崩すものはない
秋号
第六回 「経済」という怪物
一 国民投票をする国民の正体
二 EUが成立した頃
三 「大きいもの」はいつまでもつか
四 「みんなのあり方」と「こっちのあり方」
五 国民はバカかもしれないけれど
六 産業が発達して豊かになると、その結果、
働く人間に皺寄せが来る
七 「経済」という怪物、あるいは、
もうパイの皮しか残っていないのに
月報に「愚かと悪魔の間」と題し、寄稿している。
特集:終活 理想の最期を求めて
「「終活」は寂しい」と題し、寄稿している。
月報に「情の迷路」と題し、寄稿している。