biboudouのブログ

書籍・音源備忘録 最終的にはそれぞれに索引・クレジットまで作成予定

2017年 橋本治 『小説トリッパー』

連載「知性の顛覆」

春号で完結

春号 最終回 顛覆しちゃいましたね

一 「だから言ったじゃないの」とは言えないんだけどさ

二 改めて「反知性主義」を考える

三 さかのぼって、「主義」とはなんだ?

四 トランプはヒトラーになれない

五 現代で「知性」とはどういうものか 

六 「ムカムカする」を抱えて生きる、

  たとえば「アメリカの人達」

七 さらにもう一度、反知性主義を生み出してしまう

  「知性」について

 

加筆のうえ5月ごろ単行本刊行予定

2017年 橋本治『たとえ世界が終わっても』 集英社

副題:その先の日本を生きる君たちへ

橋本治初の「喋った本」

聞き手:川喜田研、集英社編集部

 

序章 イギリスのEU離脱を見ながら考えた

第一章 バブルになるとどうなるのか

第二章 「ヨーロッパ」という謎を解く

第三章 経済は飽和したら終わるものだ

第四章 バブルを経て「社会」が消えた

第五勝 なにを言ってもムダな人たち

第六章 世界が終わった後に

終章 不思議な王子様のモノローグ

 

以下索引(調整中)

EU P3

ドナルド・トランプ P4

ブラックマンデー P19

アレキサンダー大王 P21

プトレマイオス P22

クレオパトラ

ミハイル・ゴルバチョフ P26

レオニード·ブレジネフ

シルヴェスター・スタローン P27

ランボー 怒りのアフガン』

ノーメンクラツーラ P30

レーガン P32

ビートルズ P37

マリー·クワント

プラザ合意 P50

東洋的専制君主 P61

スターウォーズ 帝国の逆襲』P63

ナポレオンP64

ヒトラー 

ゲルマン民族

フランク王国 P66

カール大帝

ビザンチン帝国

西ローマ帝国

ルター P69

ペリー P75

アヘン戦争 

グラッドストン

アッティラ P78

コロンブス P79

ヴァスコ·ダ·ガマ

シェイクスピア P87

『オセロ』

エリザベス1世 P90

ウェルネラ·ケラー P92

ディアスポラ

スターリン P93

ヴェニスの商人』P94

ニューアカ P140

高橋名人 P153

叶姉妹 P156

光GENJI P159

SMAP

モーニング娘。

料理の鉄人

相田みつを P166

朝まで生テレビ!』P167

小林秀雄 P168

岡潔

『人間の建設』

宇野重規 P176

保守主義とは何か』

エドマンド·バーグ P177

福沢諭吉 P179

学問のすすめ

古舘伊知郎 P185

二葉亭四迷 P186

三遊亭円朝

小説現代

『講談倶楽部』

巨人の星』P188

機動戦士ガンダム

アルプスの少女ハイジ

フランダースの犬』P189

ヒラリー・クリントン P206

ミラ·ジョヴォヴィチ P210

バイオハザード

バラク・オバマ P225

ハリー・ポッター P231

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2017年2月 橋本治+橋爪大三郎 『atプラス』

特別対談「日本語のできあがり方」掲載

 

文字を持たなかった日本人

日本語のDNA螺旋構造

外国に説明できない日本史

学問に向かない日本語

日本に平仮名ができた理由

歌があったから日本語がある

口承文芸を文字化する日本、文字化しない朝鮮

男女のコミュニケーションが国家体制の根幹

武士が歴史をつくらなかったから天皇制につながった

 

大幅な加筆と語り下ろしを加え、刊行予定らしい。

 

 

2016年 橋本治 『ちくま』

引き続き「遠い地平、低い視点」連載中

2016.1 19「イスラム原理主義の向く先」

2016.2 20「めんどくさいことを考えたくない病」

2016.3 21「『三銃士』の頃を思い出す」

2016.4 22「紙に戻せばいいのに」

2016.5 23「ニュースがどんどん下りて行く」

2016.6 24「しかるべき人達」

2016.7 25「東京都民はーーー」

2016.8 26「世界で七十二番目」

2016.9 27「部族化する世界」

2016.10  28  「やな女とこわい女」

2016.11  29    「祭の継承」

2016.12  30 「世界は一つ」じゃなくてもいいよね

2016年 橋本治 『すばる』

5月号より『いとも優雅な意地悪の教本』連載開始

12月号で最終回

5月号 第1回 「意地悪とはなにか」

       はじめに

       一 意地悪と暴力

       二 なぜ現代人はたやすく暴力表現に走るのか

       三 なぜ「意地の悪い課長」は存在するのか

          ※なお、この号の特集「シェイクスピアさん、お世話になっております」

    に薩摩琵琶の詞章「城壁のハムレット」が掲載されている。

 

6月号 第2回 「メリル・ストリープに学ぶ意地悪の意味」

       一 教育的見地から見たる意地悪

       二 教育に於ける意地悪の意味

       三 なぜ女性ファッション誌の編集部は恐ろしいか

       四 『プラダを着た悪魔』のメリル・ストリープ

         果たして意地悪なのか?

 

7月号 第3回 樋口一葉は頭がいい

       一 頭がよくなければ意地悪にはなれない

       二 いきなり啖呵を切る樋口一葉

       三 見返り柳と溝の関係

       四 名文とは 

       五 なぜ樋口一葉は朝ドラの主人公に

         なれないのだろう?

       六 意地悪な樋口一葉

 

8月号 第4回 紳士は意地悪がお好き

       一 マスゾエくん

       二 「人格攻撃をするなと言ったって、問題は人格

          なんだからさ」問題

       三 知性とモラルが分離して

       四 「慇懃無礼」の構造

       五 意地悪で自己回復する夏目漱石

       六 ≪智に働けば角が立つ≫云々は人生訓じゃない

 

9月号 第5回 紫式部に陰険さを学ぶ

       一 紫式部は意地悪だ

       二 名前を書く人、書かない人

       三 自分全開の清少納言

       四 人の悪口を言う紫式部

       五 自慢をする紫式部

 

10月号 第6回 男と女はどっちが意地悪か

         一 男の嫉妬

         二 ともかく男はもてたがる

         三 文学の賞は才能に微笑まない

         四 意地悪は女の方がおもしろい

11月号 第7回 悪を考える

         一 悪役と爆発

         二 悪役とインテリジェンス

         三 悪役がいなくなる

         四 正義のヒーローに余分なことを

                 考えさせないでくれ 

                  五 最悪の敵は「ウチの上司」  

12月号 第8回 それで、この話はどうまとめればいいのだろう

        一 「悪とは正しくないことである」と考える国

        二 江戸町人のふざけ方

        三 日本の善悪対立

        四 日本の悪は「悪」じゃない

        五 民谷伊右衛門はなにをした?