biboudouのブログ

書籍・音源備忘録 最終的にはそれぞれに索引・クレジットまで作成予定

2017年4月 橋本治 『熱風 2017.4』

 特集:橋本治ロングインタビュー どこまでみんなバカになるのか

「今は、右傾化というよりも、バカになっていると言ったほうが早いと思いますけどね」

 バカになる風潮は1970年代から始まった

 日本映画には大学生のリアリティなんかなかった

 "理屈っぽい子供"がどんどん増えていった

 バブルによって変わってしまった職業

 大人と子供が逆転した時代へ

 私がアニメを見なくなった理由

 子供が技を覚えたから「間違っている」と簡単に言えなくなった

 バカの最終局面に入った時代

 どこまでもバカになると人間は滅びる

2009年10月 橋本治 『ブルータス 2009年11月1日号』

特集 美しい言葉

橋本治の、よくわかる美文講座。

1.美文は「余分な知識」でできている。

2.美文は「飾ること」である。

3.美文は「数を重ねる」ことである。

4.美文は「自分から距離を置くこと」である。

5.美文は映像を喚起する。

6.美文はスタイルである。

7.美文は「ルールとコード」である。

 

橋本治と一緒に選ぶ美文家20人

1.紀貫之  『古今和歌集

2.紫式部  『源氏物語

3.作者不詳  『栄花物語

4.藤原定家  『新古今和歌集

5.作者不詳  『平家物語

6.近松門左衛門  『曽根崎心中

7.式亭三馬  『浮世風呂

8.森鴎外  『舞姫

9.二葉亭四迷  『浮雲

10.夏目漱石  『虞美人草

11.大町桂月  『文章宝鑑』

12.国木田独歩  『武蔵野』

13.田山花袋  『少女病

14.泉鏡花  『草迷宮

15.谷崎潤一郎

16.日夏耿之介  『黒衣聖母』

17.芥川龍之介  『きりしとほろ上人伝』

18.塚本邦雄  『王朝百首』

19.山田風太郎  

20.三島由紀夫  『午後の曳航』

2017年 橋本治 『小説トリッパー』

連載「知性の顛覆」

春号で完結

春号 最終回 顛覆しちゃいましたね

一 「だから言ったじゃないの」とは言えないんだけどさ

二 改めて「反知性主義」を考える

三 さかのぼって、「主義」とはなんだ?

四 トランプはヒトラーになれない

五 現代で「知性」とはどういうものか 

六 「ムカムカする」を抱えて生きる、

  たとえば「アメリカの人達」

七 さらにもう一度、反知性主義を生み出してしまう

  「知性」について

 

加筆のうえ5月ごろ単行本刊行予定

2017年 橋本治『たとえ世界が終わっても』 集英社

副題:その先の日本を生きる君たちへ

橋本治初の「喋った本」

聞き手:川喜田研、集英社編集部

 

序章 イギリスのEU離脱を見ながら考えた

第一章 バブルになるとどうなるのか

第二章 「ヨーロッパ」という謎を解く

第三章 経済は飽和したら終わるものだ

第四章 バブルを経て「社会」が消えた

第五勝 なにを言ってもムダな人たち

第六章 世界が終わった後に

終章 不思議な王子様のモノローグ

 

以下索引(調整中)

EU P3

ドナルド・トランプ P4

ブラックマンデー P19

アレキサンダー大王 P21

プトレマイオス P22

クレオパトラ

ミハイル・ゴルバチョフ P26

レオニード·ブレジネフ

シルヴェスター・スタローン P27

ランボー 怒りのアフガン』

ノーメンクラツーラ P30

レーガン P32

ビートルズ P37

マリー·クワント

プラザ合意 P50

東洋的専制君主 P61

スターウォーズ 帝国の逆襲』P63

ナポレオンP64

ヒトラー 

ゲルマン民族

フランク王国 P66

カール大帝

ビザンチン帝国

西ローマ帝国

ルター P69

ペリー P75

アヘン戦争 

グラッドストン

アッティラ P78

コロンブス P79

ヴァスコ·ダ·ガマ

シェイクスピア P87

『オセロ』

エリザベス1世 P90

ウェルネラ·ケラー P92

ディアスポラ

スターリン P93

ヴェニスの商人』P94

ニューアカ P140

高橋名人 P153

叶姉妹 P156

光GENJI P159

SMAP

モーニング娘。

料理の鉄人

相田みつを P166

朝まで生テレビ!』P167

小林秀雄 P168

岡潔

『人間の建設』

宇野重規 P176

保守主義とは何か』

エドマンド·バーグ P177

福沢諭吉 P179

学問のすすめ

古舘伊知郎 P185

二葉亭四迷 P186

三遊亭円朝

小説現代

『講談倶楽部』

巨人の星』P188

機動戦士ガンダム

アルプスの少女ハイジ

フランダースの犬』P189

ヒラリー・クリントン P206

ミラ·ジョヴォヴィチ P210

バイオハザード

バラク・オバマ P225

ハリー・ポッター P231

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2017年2月 橋本治+橋爪大三郎 『atプラス』

特別対談「日本語のできあがり方」掲載

 

文字を持たなかった日本人

日本語のDNA螺旋構造

外国に説明できない日本史

学問に向かない日本語

日本に平仮名ができた理由

歌があったから日本語がある

口承文芸を文字化する日本、文字化しない朝鮮

男女のコミュニケーションが国家体制の根幹

武士が歴史をつくらなかったから天皇制につながった

 

大幅な加筆と語り下ろしを加え、刊行予定らしい。

 

 

2016年 橋本治 『ちくま』

引き続き「遠い地平、低い視点」連載中

2016.1 19「イスラム原理主義の向く先」

2016.2 20「めんどくさいことを考えたくない病」

2016.3 21「『三銃士』の頃を思い出す」

2016.4 22「紙に戻せばいいのに」

2016.5 23「ニュースがどんどん下りて行く」

2016.6 24「しかるべき人達」

2016.7 25「東京都民はーーー」

2016.8 26「世界で七十二番目」

2016.9 27「部族化する世界」

2016.10  28  「やな女とこわい女」

2016.11  29    「祭の継承」

2016.12  30 「世界は一つ」じゃなくてもいいよね