biboudouのブログ

書籍・音源備忘録 最終的にはそれぞれに索引・クレジットまで作成予定

2013-10-01から1日間の記事一覧

1997年 橋本治『橋本治の明星的大青春』 集英社

雑誌『明星』に1992年4月~1993年3月まで連載された十二章+一章書下ろし また半年間『明星』の巻頭を飾ったカラー写真(金髪時代)も掲載されている。写真はそれに加えて、おおくぼひさこが撮った若い頃の橋本治も掲載されている。

1997年 橋本治『ハシモト式古典入門 これで古典がよくわかる』 ごま書房

受験生用の文学史のテキストとしても使える古典入門書。 古典とはどういうもので、現代にどうつながるかから考察されている。 のちに筑摩書房より『これで古典がよくわかる』のタイトルで文庫化。

1997年 橋本治『橋本治の男になるのだ 人は男に生まれるのではない』 ごま書房

男の「自立」について、そして「一人前になること」についての論。 のちに筑摩書房より『これも男の生きる道』のタイトルで文庫化。

1997年 橋本治『ひらがな日本美術史2』 新潮社

シリーズ2巻目 今回は鎌倉時代の仏像から室町時代後半「洛中洛外図屏風」まで。

1997年 橋本治『無意味な年 無意味な思想』 マガジンハウス

1992年に一年間雑誌『POPEYE』で連載されていた時評。 たまに記事のあとに註として1997年当時の解説が入っている。

1996年 橋本治他インタビュー『歌舞伎名作鑑賞1 丸本歌舞伎』 演劇出版社

演劇界増刊の新装改訂版 橋本治は山川静夫の三大名作インタビューのひとつとして「仮名手本忠臣蔵」について話している。題は「どこをとっても忠臣蔵は、カッコいい」。 聞き手が山川静夫だけあってかなり深い話。 そのほか、「菅原伝授手習鑑」は水落潔、「…

1996年 橋本治 「101匹あんちゃん大行進!」 ヤングサンデー

「貧乏は正しい!」連載終了後、新たに始まった連載。101人の人生相談に答える予定だった模様。 しかし連載八回目(八匹目)で心無い読者の橋本治への中傷はがきを相談記事として、それに応えることをもって連載は中止された。 以下全八回の相談内容 一匹目…

1996年 橋本治解説 『末木文美士 日本仏教史-思想史としてのアプローチ-』 新潮社

新潮文庫版の解説を橋本治が書いている。 題は「「仏教を必要とした日本人の思想の歴史をみんなで考えなければならない」と言う入門書」。橋本治がここで指摘した”まだ書かれていない”部分としての”明治以降の仏教”については、2004年に2冊末木により刊行さ…

1996年 おおくぼひさこ+橋本治『DARK MOON』 角川書店

おおくぼひさこの写真に文を寄せている。

1996年 橋本治+岡田嘉夫『三日月物語』 毎日新聞社

未読

1996年 橋本治 『すばる 1996年8月号』

「今月のひと」登場。 4ページ(記事は3ページ)だが、生い立ちや文章を書く上での態度など充実したインタビュー。

1996年 橋本治『ぼくらの未来計画』 小学館

「貧乏は正しい!」シリーズ第五弾にして最終巻。 前巻に引き続いて資本主義について突っ込んだ話をしている。 1980年代のバブルへ向かう日本の状況、産業革命以後の資本主義社会の歴史、自給自足について、などといったものを論じている。

1996年 橋本治『ぼくらの資本論』 小学館

「貧乏は正しい!」シリーズ第四弾。 相続税、家、会社、財産、そして資本主義というものを具体的に論じている。

1996年 橋本治『ぼくらの東京物語』 小学館

「貧乏は正しい!」シリーズ第三弾。 今回のテーマはイナカ。 イナカとはなにかを考察し、トーキョー論へつなぐ。 第六章には「僕が高校二年生だった頃」「「東京オリンピック」という、ダサくてヘンな発想」というタイトルで1964年当時の日本を振り返ってい…

1996年 橋本治×三田村雅子 『國文学 解釈と教材の研究 1996年1月号』

特集:枕草子 「対話する枕草子・挑発する枕草子-桃尻語訳などなど」 メインは「枕草子」清少納言の話だが、「源氏物語」紫式部との比較など。 それに加え、橋本治からの国文学者側への注文など、面白い内容。

1996年 橋本治他 『源氏研究 1996年 no.1』

特集:王朝文化と性 「物語の論理・〈性〉の論理-『窯変源氏物語』との交感-」 座談会:橋本治 三田村雅子 河添房江 松井健児 橋本治と源氏物語研究者の座談会で、全員「源氏物語」マニアのようなものなので、かなり細部のマニアックな話が延々と続いている。

1995年 橋本治他『幕末の修羅絵師 国芳』 新潮社

とんぼの本、歌川国芳特集。 雑誌『芸術新潮』1992年5月号を増補・再編集したもの。 橋本治は「国芳の”表情”」というタイトルで文を寄せている。 ほかに悳俊彦、林美一が文を寄せている。