2013-10-15から1日間の記事一覧
山田風太郎本。 橋本治は「とんでもない「普通の人」」という一文を寄稿し、山田風太郎との出会いを書いている。 列外の奇才 山田風太郎 作者: 角川書店編集部 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング) 発売日: 2010/11/23 メディア: 単行本 …
『新潮』2010年4月号掲載長編小説。 戦後、ある文部官僚一家の物語。 根本アイディアは、黒澤の『乱』の主人公が笠智衆だったらどうなっていたかということだったらしい。 リア家の人々 作者: 橋本治 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2010/07 メディア: 単…
特集:橋本治 「リア家の人々」に関する宮沢章夫との対談「「リア家」の一時代」や、 栗原裕一郎のインタビュー「”小説家”という在りかた」など、 そのほか、矢内賢治、橋本麻里、小谷野敦、岸川真、仲俣暁生などがそれぞれの橋本治論を書いている。
①にてインタビュー「橋本流独断江戸哲学講座巻一」(広告批評1986年5月号)掲載。 ②にて解説「受容する知性-島森路子さんのこと」 そのほか合計24組のインタビューを収録。 ①②ともに「笑いをつくる」、「展覧会にて」と副題をつけて、お笑い芸人とアーティス…
巻頭大特集:歌舞伎座最後の舞台 御名残四月初日観劇記の第一部を執筆。 「歌舞伎座の記憶」と題している。 このときの第一部の演目は、『御名残木挽闘争』(曽我のだんまり)、『熊谷陣屋』、『連獅子』。
特集:エコノミストはなぜ経済成長の夢を見るか? 橋本治と山形浩生の対談「大不況には自分の頭で考える」 一部引用: 私が欲望を肯定するというのは、新たな理想を構築しようとしても、自分の中にある欲望なり、快感原則の類をしまい込んでいると材料が足り…
特集:はじめて読む聖書 「旧約的なものと新約的なもの」 日本の古典との比較など。 一部引用: 神が世界をつくったという聖書の前提が呪縛のように残っていて、それをすべて人間の理解の範疇におさめなければいけないというのが科学の悲しさなんじゃないか…
『橋』刊行時のインタビュー
『小説トリッパー』2008年夏季号から2009年冬季号連載分から。 第一巻目は田山花袋と二葉亭四迷がメイン。
特集:歌舞伎座 「歌舞伎座の改築に関して思うこと」 「町の中の演劇」としての歌舞伎、町の一部としての劇場。
歌舞伎絵巻シリーズ第四弾。 舞台が大明帝国だけあってか色使いが今まで以上に鮮やか。 装丁・デザインはおなじみ中島かほる。
エッセー「世界が傾いた十年」 21世紀最初の十年がなんだったか。
特集:あこがれの老年時代 橋本治ロングインタビュー「年をとるって?」 一部引用: (江戸時代の文化文政の)滝沢馬琴、葛飾北斎、鶴屋南北、この三人は、みんな五十頃から才能を開花させている。 ・・・のちに北斎は風景画という新しいジャンルをつくり、…
『文学界』2009年10月、11月号に掲載された長編小説。 二人の少女はどのように大人になり、そしてどうなったのか。
橋本治の著作絡みの対談。 対談相手と初出は以下 高橋源一郎『短編小説を読もう』「考える人」2007年春号 浅田彰『日本美術史を読み直す』「新潮」2007年8月号 茂木健一郎『小林秀雄とはなにものだったのか』「文学界」2008年3月号 三田村雅子『紫式部という…
創刊60周年記念特大号「わたしが選ぶ日本遺産」 橋本治は「「美しい本」という伝統」と題し、例として、 《源氏物語絵巻》、「嵯峨本」、曲亭馬琴・葛飾北斎『椿説弓張月』、竹久夢二「セノオ楽譜」、橋本治・岡田嘉夫『仮名手本忠臣蔵』 を挙げている。 合…