biboudouのブログ

書籍・音源備忘録 最終的にはそれぞれに索引・クレジットまで作成予定

橋本治1990年代

1997年 橋本治『ハシモト式古典入門 これで古典がよくわかる』 ごま書房

受験生用の文学史のテキストとしても使える古典入門書。 古典とはどういうもので、現代にどうつながるかから考察されている。 のちに筑摩書房より『これで古典がよくわかる』のタイトルで文庫化。

1997年 橋本治『橋本治の男になるのだ 人は男に生まれるのではない』 ごま書房

男の「自立」について、そして「一人前になること」についての論。 のちに筑摩書房より『これも男の生きる道』のタイトルで文庫化。

1997年 橋本治『無意味な年 無意味な思想』 マガジンハウス

1992年に一年間雑誌『POPEYE』で連載されていた時評。 たまに記事のあとに註として1997年当時の解説が入っている。

1996年 おおくぼひさこ+橋本治『DARK MOON』 角川書店

おおくぼひさこの写真に文を寄せている。

1996年 橋本治+岡田嘉夫『三日月物語』 毎日新聞社

未読

1996年 橋本治『ぼくらの未来計画』 小学館

「貧乏は正しい!」シリーズ第五弾にして最終巻。 前巻に引き続いて資本主義について突っ込んだ話をしている。 1980年代のバブルへ向かう日本の状況、産業革命以後の資本主義社会の歴史、自給自足について、などといったものを論じている。

1996年 橋本治『ぼくらの資本論』 小学館

「貧乏は正しい!」シリーズ第四弾。 相続税、家、会社、財産、そして資本主義というものを具体的に論じている。

1996年 橋本治『ぼくらの東京物語』 小学館

「貧乏は正しい!」シリーズ第三弾。 今回のテーマはイナカ。 イナカとはなにかを考察し、トーキョー論へつなぐ。 第六章には「僕が高校二年生だった頃」「「東京オリンピック」という、ダサくてヘンな発想」というタイトルで1964年当時の日本を振り返ってい…

1995年 橋本治他『幕末の修羅絵師 国芳』 新潮社

とんぼの本、歌川国芳特集。 雑誌『芸術新潮』1992年5月号を増補・再編集したもの。 橋本治は「国芳の”表情”」というタイトルで文を寄せている。 ほかに悳俊彦、林美一が文を寄せている。

1995年 橋本治『生きる歓び』 角川書店

九篇の短編集。 「ふつう」の人たちの「ふつう」の人生を描いた作品が並ぶ。 タイトルはすべて「ん」で終わるひらがなになっている。 『生きる歓び』というタイトルは、1962年のアラン・ドロン主演。ルネ・クレマン監督の映画から。 のちの文庫版には自身に…

1995年 橋本治『貧乏は正しい!ぼくらの最終戦争(ハルマゲドン)』 小学館

阪神大震災とオウム事件を受けて、本来シリーズ後半に単行本化する予定だったものを大幅に加筆して単行本化した「貧乏は正しい!」シリーズ第二弾。

1995年 橋本治・さべあのま『花物語』 集英社

1992年に雑誌『明星』に連載された小説。 小学校の教科書に載るようなお話をテーマとした橋本治の小説に、さべあのまが絵を描いている。 のちのポプラ文庫版には橋本治とさべあのまの特別対談が収録されている。

1995年 橋本治『宗教なんかこわくない!』 マドラ出版

オウム真理教事件後、約二週間で書き上げたのが本書。 「宗教とは現代に生き残っている過去」という前提で、そのゴチャゴチャした過去の集積=歴史を考える、「ゴチャゴチャに関する本」。

1995年 橋本治『桃尻語訳 枕草子 下』 河出書房新社

原文の逐語訳というとても手間と労力を使う作業だったこともあり、上巻出版からおよそ十年かけて完結の下巻出版。

1995年 橋本治『広告批評の橋本治』 マドラ出版

1980年代の終わりから1994年まで「広告批評」に掲載されたもの。 マンガ哲学辞典、高橋源一郎との対談など。 題材は、「浮世絵、歌謡曲、下着、結婚、社会主義、ワイドショー、政治、東大と文学史、民族問題、レズビアン、源氏物語、肉体、ハゲ」

1995年 橋本治+福島瑞穂 『愛の処方せん-身の上相談讀本-』 毎日新聞社

相談とその回答自体は1993年3月から1994年9月まで毎日新聞日曜版に掲載されたもの。 三章が回答者対談に割かれている。

1995年 橋本治『春宵-小論集-』 中央公論社

小論集第二弾。 Ⅰ章が、雑誌『ef』に連載されていた「A SONGBOOK FOR HOLLY GOLIGHTLY」で、スタンダードジャズの訳詞をしている。 そのほかは短文が多め。

1994年 橋本治『秋夜-小論集-』 中央公論社

方々に書いていた小論をまとめたもの第一弾。 薩摩琵琶詞集、編集に参加した『日本幻想文学集成』三島由紀夫、久生十蘭、川端康成、芥川龍之介の解説などなど。なかでも演劇界増刊から六代目中村歌右衛門論「花の盛りを舞い狂う」はすごい。

1994年 橋本治『美男へのレッスン』 中央公論社

1993年3月号~1994年8月号まで雑誌『GQ』に連載されていたものを大幅に加筆したもの。 「美男」について論じたかなりの大著。

1994年 橋本治×島森路子『仲よく貧しく美しく』 マドラ出版

1993年5月22日23時から朝5時にかけて行われた「公開『夜中の学校』シリーズ出版完結記念」イベントの再録。 トークのテーマは、学校、セックス、スター、日本人、中年、女、家族、金 といったもの。

1994年 橋本治他『小宮悦子対談集 おしゃべりな時間』 毎日新聞社

雑誌『サンデー毎日』の連載をまとめたもの。 橋本治とは「お得意の手編みのセーターを着てますね」と題した対談となっている。『窯変 源氏物語』完結の話から進行中の作品の話、テレビの話など多岐にわたった内容。 そのほかの対談相手は、松任谷由実、中村…

1994年 橋本治『絶滅女類図鑑』 文藝春秋

1989年~1991年頃まで雑誌『CREA』に連載されたものが基。 全章が<表><裏>の構成になっていて、<表>が雑誌掲載原稿で<裏>が単行本化における注釈。各章のタイトルは<表>が原稿時のタイトル、<裏>が雑誌掲載時のタイトルとなっている。

1994年 橋本治『浮上せよと活字は言う』 中央公論社

1993年1月号~12月号の『中央公論』に掲載されたもの。 主に雑誌をネタにして「活字の復権」を呼びかける。 のちに『本郷』に書かれた「いつも逸脱してしまう」と『本とコンピュータ』に書かれた「産業となった出版に未来を発見しても仕方がない」を加えた増…

1994年 橋本治『月食-RAHU-』 河出書房新社

宮本亜門演出で上演されたサイケ歌舞伎の書下ろし戯曲。 舞台は古代インド。 美術・衣装:横尾忠則、音楽・演奏:ホッピー神山

1994年 橋本治『源氏供養 下巻』 中央公論社

未読

1994年 橋本治『貧乏は正しい!』 小学館

雑誌『ヤングサンデー』連載の「17歳のための超絶社会主義讀本 貧乏は正しい!」の単行本化第一弾。 第一巻の本書は「現在の自分」。 ソ連を中心とする社会主義体制崩壊からバブル経済終焉までを、日本の若者のオナニーとリンクさせて語る。

1993年 橋本治他『瀬戸内寂聴対談 十人十色「源氏」はおもしろい』

『源氏物語』をめぐる瀬戸内寂聴の対談集その一。 橋本治とは初対面。この対談がきっかけで橋本治は『窯変 源氏物語』を思い立ったらしい。対談は1989年。 ほかには丸谷才一、俵万智、大庭みな子、五木寛之、三島由紀夫+竹西寛子などと対談。 1998年に文庫…

1993年 橋本治『ぬえの名前』 岩波書店

雑誌『よむ』に1991年4月号~1993年5月号に連載された文章と、『芸術新潮』1991年8月号、『東方』1992年7月号、8月号に掲載された文章をそれぞれ大幅に加筆してまとめたもの。 『風雅の虎の巻』に近い印象。

1993年 橋本治『源氏供養 上巻』 中央公論社

『源氏物語』に関するエッセイ。 未読

1993年 橋本治『橋本治歌舞伎画文集-かぶきのよう分からん-』 演劇出版社

1978年~1981年、1984年に雑誌『演劇界』に掲載されていた役者絵と1988年~1990年あたりまで同誌に連載していた文章をまとめたもの。比較的長いインタビューも。