biboudouのブログ

書籍・音源備忘録 最終的にはそれぞれに索引・クレジットまで作成予定

橋本治

2009年 橋本治『大不況には本を読む』 中央公論新社

中公新書ラクレの一冊。 「景気の動向に左右されずに存在する人のあり方」を基盤とするものとして本を捉え、「どうやって生きていくか?」ということを正面から考察するために、「大不況」と「本」を一つに結びつけている。

2008年 橋本治『あなたの苦手な彼女について』 筑摩書房

「自分がどこに存在して、自分の思考はどのようであってしかるべきか」という自覚のない人の思考=位置付けを欠いた思考は、どんどん自在になって現実から遊離する。「あなたの苦手な彼女」とは、今や「男女」を超えて存在するそういう人たちの別名。どうし…

2008年 橋本治『最後の「ああでもなくこうでもなく」 そして、時代は続いて行く-』 マドラ出版

『広告批評』が2009年4月号で最後となることを受けて、シリーズ六巻目にして最終巻。収録は2006年12月号から2008年8月号まで。 巻末に、あとがき-あるいは1980年代の『広告批評』

2008年 橋本治『いちばんさいしょの算数①②』 筑摩書房

いつの間にか算数が苦手になってしまった人のための本。 算数の考え方から説いている。 ①はたし算とかけ算、②はわり算とひき算 本当は全4巻の予定だった模様だが、続巻は出ていない。

2007年 橋本治『小林秀雄の恵み』 新潮社

2004年から2006年に断続的に雑誌『新潮』に掲載されたものに最終章を書下ろしで追加。 「物のあはれを知る必要」を幾重にも重ねて説く『本居宣長』の解釈を中心におき、その結果、「”自分の中で感情が動いている”と実感すること」で「もう一度、学問というも…

2007年 橋本治『日本の行く道』 集英社

「教育」「政治」「経済」「家」における現在の問題点を歴史的な視点から考察する。 あとがきより「200年の時間の蓄積の結果を考えるのに、なんで”20年の歴史”ですむとおもってるんだろう?」

2007年 橋本治『ひらがな日本美術史7』 新潮社

完結編。『芸術新潮』2005年11月号の完結まで。 明治から昭和が対象。

2006年 橋本治『ああでもなくこうでもなく5 このストレスな社会!』 マドラ出版

シリーズ第五弾。 『広告批評』2004年5.6月号~2006年11月号分まで。

2006年 橋本治『失楽園の向こう側』 小学館

雑誌『ビックコミックスペリオール』2000年3月1日号~2003年3月28日号に連載されていたコラムを抜粋再編集したもの。 30代の男向け指南書。 なお、連載時掲載されたもので、単行本未収録は以下。 第10回 常連オヤジの頭の中 (小渕首相没後に選ばれた総理に…

2005年 橋本治『乱世を生きる 市場原理は嘘かもしれない』 集英社

『「わからない」という方法』『上司は思いつきでものを言う』につぐ、集英社新書三部作。 「勝ち組」「負け組」という言葉を立脚点に、「いまの日本社会のあり方はおかしい」と考え、どうおかしいかを考察していく。

2005年 橋本治『ひろい世界のかたすみで』 マガジンハウス

1990年代後半から2004年までに雑誌等に発表された雑文を集めたもの。 2001年4月から2004年3月までの『婦人公論』時評、薩摩琵琶作品集や古典、歌舞伎についてなどこれまでの単行本には収録されていない文が読める。

2005年 橋本治『橋本治という行き方』 朝日新聞社

朝日新聞社のPR誌『一冊の本』連載「行雲流水録」の2001年7月号から2005年1月号掲載文を加筆。 サブタイトル「WHAT A WAY TO GO!」はシャーリー・マクレーン主演映画『何という行き方!』の原題。

2005年 橋本治『ちゃんと話すための敬語の本』 筑摩書房

ちくまプリマー新書第一弾作品。 いはゆる「正しい敬語」を使うための本ではなく、敬語が存在する意味を人と人との距離から考え直し、「正しい敬語」の使い方を考えるための本。

2004年 橋本治『ひらがな日本美術史6』 新潮社

シリーズ6巻目は、幕末。 葛飾北斎、国貞、国芳から歌川広重まで。 次号の近代篇に向けて、「日本的」=「前近代」が弥生から始まると考え、前近代篇の最後として、縄文土器(=弥生的でない)を扱っている。

2004年 橋本治『ああでもなくこうでもなく4 戦争のある世界』 マドラ出版

シリーズ4巻目。 『広告批評』2002年5月号から2004年4月号まで。 連載中に亡くなった担当編集者白滝明央さんへの献辞「シラタキへ」と掲げられている。

2004年 橋本治『上司は思いつきでものを言う』 集英社

サラリーマン経験ゼロの橋本治が、「零細なお出入り業者」である作家という立場で「人に関する想像力」と「物事に関する類推能力」をフル活用して日本の会社とその問題点を考察した書。

2004年 橋本治『いま私たちが考えるべきこと』 新潮社

雑誌『考える人』2002年夏号から2004年冬号連載を加筆してまとめたもの。 最もシンプルで最も難しい哲学書。

2004年 橋本治『嘘つき映画館 シネマほらセット』 河出書房新社

『キネマ旬報』1998年10月下旬号から2002年12月下旬号まで連載されたものを単行本化。 全編ウソ映画で固めた圧倒的名著。

2003年 橋本治『ひらがな日本美術史5』 新潮社

シリーズ五冊目。 今回は江戸中期の円山応挙~江戸後期の写楽・勝川春英・初世豊国まで。 写楽の役者絵は二回にわたって考察されている。

2002年 橋本治『人はなぜ「美しい」がわかるのか』 筑摩書房

「美しい」と感じることの考察。 最後の一文引用。 ・・個人的には、「世界は美しさで満ち満ちているから、好き好んで死ぬ必要はない」と思う私は、それを広げて、「世界は美しさに満ち満ちているから、”美しいが分からない社会”が壊れたって、別に嘆く必要…

2002年 橋本治『ひらがな日本美術史4』 新潮社

シリーズ4巻目。 今回は俵屋宗達に始まり、錦絵の創始者・鈴木春信まで。 桂離宮訪問記も。

2002年 橋本治『ああでもなくこうでもなく3 「日本が変わってゆく」の論』 マドラ出版

広告批評連載第三弾。今回は2001年2月号~2002年4月号まで。 過ぎ去った20世紀を送り出すための書。 今回はおまけと称して、書下ろし数篇と他雑誌記載文数篇も編みこまれている。

2002年 橋本治『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』 新潮社

雑誌『新潮』に三回にわたって書かれた三島論を加筆して単行本化。 三島最後の作品『豊饒の海』論を中心に、作品から三島由紀夫そのものを読み解く。

2001年 橋本治『橋本治が大辞林を使う』 三省堂

三省堂から発行されている辞書『大辞林』の良さについてを、橋本治の具体的な使用方法から論じている。

2001年 橋本治『大江戸歌舞伎はこんなもの』 筑摩書房

この本の元は、ギャラリー・アルシュという画廊の発行する小冊子『方舟』に連載されていた「歌舞伎の図像学」。1982年から5年間で3回分掲載された。その後連載を電通発行の『アドバタイジング』に移し、1988年に完結。本来この連載を元にもっと長いものを書…

2001年 橋本治『「わからない」という方法』 集英社

かつて『思考論理学』(http://biboudou.hatenablog.com/entry/2013/09/22/181634)でも語っていた「わからない」という方法論をより詳細に語っている。 具体例として挙げられているのが、セーターの本を作った時の話、エコール・ド・パリをテレビドラマにし…

2001年 橋本治『さらに、ああでもなくこうでもなく』 マドラ出版

『広告批評』連載の続編。1999年10月号~2001年1月号分まで掲載。 20世紀の終わりを書いている。

2001年 橋本治『二十世紀』 毎日新聞社

1998年10月に刊行が開始された毎日新聞社のムック『シリーズ二十世紀の記憶』に、各年の「年頭言」として掲載された「二十世紀百年分のコラム」をまとめたもの。 冒頭の「総論」は『広告批評』1996年4月号に掲載されたもの。 橋本治はあとがきで、この本は自…

2000年 橋本治『天使のウインク』 中央公論新社

1997年頃から約三年間雑誌『中央公論』で連載していたものを単行本化。 連載開始直後くらいに神戸の児童殺傷事件が起こるなど社会全体に広がってきている現代の問題を様々な角度から論じている。

2000年 橋本治『ああでもなくこうでもなく』 マドラ出版

雑誌『広告批評』巻頭連載の単行本第一弾。 1997年1月号~1999年9月号分までを掲載。 時評なんかやりたくないで始めた「時評のようなもの」。 近松門左衛門の「真実は虚実皮膜の間にある」という言葉を橋本治流に翻訳すると「ああでもなく こうでもなく でも…