2013-10-15 2010年 橋本治インタビュー 『考える人 2010年冬号』 橋本治雑誌記事 特集:あこがれの老年時代 橋本治ロングインタビュー「年をとるって?」 一部引用: (江戸時代の文化文政の)滝沢馬琴、葛飾北斎、鶴屋南北、この三人は、みんな五十頃から才能を開花させている。 ・・・のちに北斎は風景画という新しいジャンルをつくり、馬琴は読本というジャンルをつくり、南北は生世話というジャンルを開いた。既成のジャンルに自分を当てはめようとしてもうまくいかなくて、がたがたしているうちに五十くらいになって、そこから新しいジャンルを切り開いていったんじゃないかな。