「失われた近代を求めてⅢ」連載中
2012年秋季号
第一章 青年と少年(こども)の断絶
一 それは一体なんだったんだろう?
ニ 『坊ちゃん』と前近代青年
三 「近代」というへんな時代
四 「猫」に文学は担えない
五 近代を受け入れてしまった「青年」
2012年冬季号
第二章 北村透谷と浪漫主義
一 二つしかない「主義」
ニ 失われた「甘っちょろさ」
三 「浪漫主義」から「自然主義」へ
四 浪漫主義は《やは肌》にしか宿らない
五 『厭世詩歌と女性』を書く北村透谷
2013年春季号
六 最も浪漫主義的なもの
七 挫折した少年
八 北村透谷の初心
九 なぜ彼は詩を書くのか
十 囚われの人の浪漫主義
2013年夏季号
第三章 北村透谷のジレンマ
一 北村透谷のつまずき
ニ 北村透谷の怒り
三 北村透谷の変質
四 北村透谷の《個人的生命(ライフ)》
五 《処女の純潔》を論ずる北村透谷
2013年秋季号
第四章 紅露時代
一 明治生まれの第一世代
ニ なんにも知らない正岡子規
三 正岡子規と紅露時代
四 井原西鶴がやって来る
五 北村透谷と紅露時代