下記の3冊を上下巻の2分冊にしたもの。
上巻は、2巻『「自然主義」と呼ばれたもの逹』第三章「秘密」を抱える男逹
まで収録。
帯文
上巻 内田樹「橋本さんは天才的に説明がうまい。それは橋本さんがご自身を読者に想定して説明しているからである。他人は煙に巻くことができるけれど、自分相手に「わかっているふり」をしたって仕方がない。」
下巻 高橋源一郎「わたしたちの考え方もことばもみんな、「そこ」から来た。明治の初め、若い作家たちが苦しみながら戦っていた場所。その場所の秘密を橋本治が伝えることができるのは、たったひとり彼だけが、時を超えて、「そこ」から直接やって来た作家だからだ。」