1990年 橋本治『雨の温州蜜柑姫』 講談社
桃尻娘完結篇。
醒井凉子の20~30歳の期間を逆行する章立てで書かれている。
醒井が車を運転するシーンが幾度も印象的に書かれており、
映画『いつも二人で』のよう。
橋本治の東大時代の同級生船曳建夫の留学先オックスフォード大学を訪れた経験が活かされた描写もある。
装丁:さべあのま
以下索引(調整中)
カトリーヌ·ドヌーヴ P11
アンナ・カレーニナ P19
アヌーク·エイメ P24
『週刊プレイボーイ』P34
『いつもポケットにショパン』
『別冊マーガレット』
『mimi』
『HOT DOG PRESS』P35
『ベン·ハー』
フィリップ·マーロー
『大いなる眠り』
『小説アクション』
六甲のおいしい水 P83
『昼下りの情事』P92
オードリー·ヘプバーン
『哀愁』P110
ヴィヴィアン·リー
グレタ·ガルボ
椎名桜子 P112
南野陽子
ライアン·オニール
チャールズ·ディケンズ
シェークスピア P124
源氏物語
アニー·サリヴァン
ヘレン・ケラー
ショーン·コネリー P132
プラトン P135
『不思議の国のアリス』P139
ルイス・キャロル
『秘密の花園』
エリザベス女王 P157
ヘンリー八世
『マイ·フェア·レディ』P168
サー·トーマス·ボドリー P170
シェイクスピア P174
パティ·スミス P199
『若草物語』P203
『マリ・クレール』P217
ニーチェ P240