biboudouのブログ

書籍・音源備忘録 最終的にはそれぞれに索引・クレジットまで作成予定

2017年2月 橋本治+橋爪大三郎 『atプラス』

特別対談「日本語のできあがり方」掲載

 

文字を持たなかった日本人

日本語のDNA螺旋構造

外国に説明できない日本史

学問に向かない日本語

日本に平仮名ができた理由

歌があったから日本語がある

口承文芸を文字化する日本、文字化しない朝鮮

男女のコミュニケーションが国家体制の根幹

武士が歴史をつくらなかったから天皇制につながった

 

大幅な加筆と語り下ろしを加え、刊行予定らしい。

 

 

2016年 橋本治 『ちくま』

引き続き「遠い地平、低い視点」連載中

2016.1 19「イスラム原理主義の向く先」

2016.2 20「めんどくさいことを考えたくない病」

2016.3 21「『三銃士』の頃を思い出す」

2016.4 22「紙に戻せばいいのに」

2016.5 23「ニュースがどんどん下りて行く」

2016.6 24「しかるべき人達」

2016.7 25「東京都民はーーー」

2016.8 26「世界で七十二番目」

2016.9 27「部族化する世界」

2016.10  28  「やな女とこわい女」

2016.11  29    「祭の継承」

2016.12  30 「世界は一つ」じゃなくてもいいよね

2016年 橋本治 『すばる』

5月号より『いとも優雅な意地悪の教本』連載開始

12月号で最終回

5月号 第1回 「意地悪とはなにか」

       はじめに

       一 意地悪と暴力

       二 なぜ現代人はたやすく暴力表現に走るのか

       三 なぜ「意地の悪い課長」は存在するのか

          ※なお、この号の特集「シェイクスピアさん、お世話になっております」

    に薩摩琵琶の詞章「城壁のハムレット」が掲載されている。

 

6月号 第2回 「メリル・ストリープに学ぶ意地悪の意味」

       一 教育的見地から見たる意地悪

       二 教育に於ける意地悪の意味

       三 なぜ女性ファッション誌の編集部は恐ろしいか

       四 『プラダを着た悪魔』のメリル・ストリープ

         果たして意地悪なのか?

 

7月号 第3回 樋口一葉は頭がいい

       一 頭がよくなければ意地悪にはなれない

       二 いきなり啖呵を切る樋口一葉

       三 見返り柳と溝の関係

       四 名文とは 

       五 なぜ樋口一葉は朝ドラの主人公に

         なれないのだろう?

       六 意地悪な樋口一葉

 

8月号 第4回 紳士は意地悪がお好き

       一 マスゾエくん

       二 「人格攻撃をするなと言ったって、問題は人格

          なんだからさ」問題

       三 知性とモラルが分離して

       四 「慇懃無礼」の構造

       五 意地悪で自己回復する夏目漱石

       六 ≪智に働けば角が立つ≫云々は人生訓じゃない

 

9月号 第5回 紫式部に陰険さを学ぶ

       一 紫式部は意地悪だ

       二 名前を書く人、書かない人

       三 自分全開の清少納言

       四 人の悪口を言う紫式部

       五 自慢をする紫式部

 

10月号 第6回 男と女はどっちが意地悪か

         一 男の嫉妬

         二 ともかく男はもてたがる

         三 文学の賞は才能に微笑まない

         四 意地悪は女の方がおもしろい

11月号 第7回 悪を考える

         一 悪役と爆発

         二 悪役とインテリジェンス

         三 悪役がいなくなる

         四 正義のヒーローに余分なことを

                 考えさせないでくれ 

                  五 最悪の敵は「ウチの上司」  

12月号 第8回 それで、この話はどうまとめればいいのだろう

        一 「悪とは正しくないことである」と考える国

        二 江戸町人のふざけ方

        三 日本の善悪対立

        四 日本の悪は「悪」じゃない

        五 民谷伊右衛門はなにをした?    

2016年 橋本治 『小説トリッパー』

2015年より引き続き「知性の顛覆」連載中

 

春号

第四回 知の中央集権

 一 東京のなにがエライ?

 二 「東京山の手」とは?

 三 だから東京は支配的(ドミナント)になる

 四 拘束衣としての言語

 五 知は中央集権する

 夏号

第五回 なぜ下品になったのか

 一 日本人は下品になった

 二 知性はモラルを捨てて行く

 三 「自己主張」という下品な行為

 四 もう崩すものはない

秋号 

 第六回 「経済」という怪物

  一 国民投票をする国民の正体

  二 EUが成立した頃

  三 「大きいもの」はいつまでもつか

  四 「みんなのあり方」と「こっちのあり方」

  五 国民はバカかもしれないけれど

  六 産業が発達して豊かになると、その結果、

   働く人間に皺寄せが来る

  七 「経済」という怪物、あるいは、

   もうパイの皮しか残っていないのに