橋本治戯曲
2012年9、10月に蜷川幸雄演出により公演が行われた「騒音歌舞伎 ボクの四谷怪談」の台本一挙掲載。 橋本治が28歳になる頃に衝動的に書き上げた処女作。 付(つけたり)として、「余は何故原稿書きとなりしか」という、この作品の成り立ちを書いた文章も掲載…
雑誌『小説すばる』1996年11月号から1997年8月号掲載。 篠井英介のために書かれた一人芝居。江戸川乱歩の『黒蜥蜴』の翻案。 絵は岡田嘉夫、本文デザイン中島かほる。 なお巻末に近刊として橋本治+岡田嘉夫『マルメロ草紙』の予告がある。 この作品は今年(…
宮本亜門演出で上演されたサイケ歌舞伎の書下ろし戯曲。 舞台は古代インド。 美術・衣装:横尾忠則、音楽・演奏:ホッピー神山
1976年、28歳の橋本治が書いた2作目の戯曲。 『義経千本桜』にロッキード事件を当て込んでいる。 源義経=田中角栄、源頼朝=三木武夫、九条兼実=福田赳夫、平清盛=佐藤栄作、武蔵坊弁慶=小佐野賢治、静御前=越山会女王、丹後の局=児玉誉士夫・・・ こ…