2013-09-25から1日間の記事一覧
オウム真理教事件後、約二週間で書き上げたのが本書。 「宗教とは現代に生き残っている過去」という前提で、そのゴチャゴチャした過去の集積=歴史を考える、「ゴチャゴチャに関する本」。
原文の逐語訳というとても手間と労力を使う作業だったこともあり、上巻出版からおよそ十年かけて完結の下巻出版。
1980年代の終わりから1994年まで「広告批評」に掲載されたもの。 マンガ哲学辞典、高橋源一郎との対談など。 題材は、「浮世絵、歌謡曲、下着、結婚、社会主義、ワイドショー、政治、東大と文学史、民族問題、レズビアン、源氏物語、肉体、ハゲ」
トークセッション:タイトル「浮上せよ、と雑音(ノイズ)は言う。」 大友良英が始めたプロジェクト「モスキート・ペーパー」(音楽の中に歌ではなく言葉を置き、音楽と言葉の間に生まれる何者かを見る試み)に橋本治が参加したのがきっかけの対談。 橋本治…
相談とその回答自体は1993年3月から1994年9月まで毎日新聞日曜版に掲載されたもの。 三章が回答者対談に割かれている。
小論集第二弾。 Ⅰ章が、雑誌『ef』に連載されていた「A SONGBOOK FOR HOLLY GOLIGHTLY」で、スタンダードジャズの訳詞をしている。 そのほかは短文が多め。
方々に書いていた小論をまとめたもの第一弾。 薩摩琵琶詞集、編集に参加した『日本幻想文学集成』三島由紀夫、久生十蘭、川端康成、芥川龍之介の解説などなど。なかでも演劇界増刊から六代目中村歌右衛門論「花の盛りを舞い狂う」はすごい。
1993年3月号~1994年8月号まで雑誌『GQ』に連載されていたものを大幅に加筆したもの。 「美男」について論じたかなりの大著。
1993年5月22日23時から朝5時にかけて行われた「公開『夜中の学校』シリーズ出版完結記念」イベントの再録。 トークのテーマは、学校、セックス、スター、日本人、中年、女、家族、金 といったもの。
雑誌『サンデー毎日』の連載をまとめたもの。 橋本治とは「お得意の手編みのセーターを着てますね」と題した対談となっている。『窯変 源氏物語』完結の話から進行中の作品の話、テレビの話など多岐にわたった内容。 そのほかの対談相手は、松任谷由実、中村…
『美男へのレッスン』刊行インタビュー 記者 小玉祥子
特集:東大 ベストセラーとなった『知の技法』を編纂した、橋本治の東大時代の同級生船曳建夫と、東大や『知の技法』について対談している。 のちに中公新書ラクレ『論争!東大崩壊』に収録された。
ラシュディ事件に関して、文学の再審と「表現の自由」という特集記事で、 「なにがこわかろう」という文章を寄せています。 →『秋夜-小論集-』に「ある問いに対する答」として収録。
『ぼくらのSEX』刊行インタビュー
橋本治×宮本亜門「カーテンコール」 『月食』公演終了後の二人の対談。
『ぼくらのSEX』刊行インタビュー
BOOKS.私の書いた本 『源氏供養』上・下巻 刊行インタビュー
橋本治先生の監修によって塚原一郎が作らされた 『愉快明快 世界史 近現代編』 ほとんど本当の上段の歴史記述と、ほとんど嘘の下段の注釈によって構成された世界史年表。 1993.6 1.後期万屋満右衛門紀(1808~1855) ⅰ.ナポレオン離婚時代(文化5~文政2年) 180…
1989年~1991年頃まで雑誌『CREA』に連載されたものが基。 全章が<表><裏>の構成になっていて、<表>が雑誌掲載原稿で<裏>が単行本化における注釈。各章のタイトルは<表>が原稿時のタイトル、<裏>が雑誌掲載時のタイトルとなっている。
1993年1月号~12月号の『中央公論』に掲載されたもの。 主に雑誌をネタにして「活字の復権」を呼びかける。 のちに『本郷』に書かれた「いつも逸脱してしまう」と『本とコンピュータ』に書かれた「産業となった出版に未来を発見しても仕方がない」を加えた増…
宮本亜門演出で上演されたサイケ歌舞伎の書下ろし戯曲。 舞台は古代インド。 美術・衣装:横尾忠則、音楽・演奏:ホッピー神山
未読
雑誌『ヤングサンデー』連載の「17歳のための超絶社会主義讀本 貧乏は正しい!」の単行本化第一弾。 第一巻の本書は「現在の自分」。 ソ連を中心とする社会主義体制崩壊からバブル経済終焉までを、日本の若者のオナニーとリンクさせて語る。