biboudouのブログ

書籍・音源備忘録 最終的にはそれぞれに索引・クレジットまで作成予定

2018年4月13日 橋本治 『草薙の剣』刊行記念トークイベント

デビュー40周年記念作品『草薙の剣』刊行記念トークイベント 

橋本治×松家仁之「ひとを描く、時代を描く」@紀伊国屋書店

「普通の人」を描く橋本治の小説を軸に、「語りもの」としての小説、

橋本治の生い立ち、等話しは多岐にわたる。

『新潮』辺りへの掲載を期待。

なお今後の橋本治の仕事予定は、

落語世界文学全集

5月頃に第一段『書替老耄ハムレット』刊行予定

 

biboudou.hatenablog.com

 今後、『異邦人』、『人情噺 罪と罰』を予定しているとか。

2018年4月8日 橋本治 竹本駒之助『第16回はなやぐらの会 主催:鶴澤寛也』

紀尾井小ホールにて

演目:『傾城恋飛脚』新口村の段

      浄瑠璃 竹本駒之助

      三味線 鶴澤寛也

    演奏前のお話 橋本治

 

橋本治のお話締めの言葉(大意)

 世間のあり方にあわせてあまり自己主張をしない江戸時代の人には、本当はこういうことが言いたかったんじゃないの、と察してくれる人がいる。逆に今は自己主張ばかりでそんなこともなくなってきている。そっちの方が問題だと思うんですけどね。

2018年4月 橋本治 『波 2018.4』

橋本治『草薙の剣』作家デビュー40周年記念特集

「人のいる日本」を描きたかった

と題して寄稿。

他に津村記久子が「幻想と挫折の向こうへ」

と題した書評を寄稿。

 

 

biboudou.hatenablog.com

 

2018年1月 橋本治 『九十八歳になった私』講談社

下記単行本化

 

biboudou.hatenablog.com

 

 

biboudou.hatenablog.com

 

以下索引(調整中)

世界大戦争』P12

尾崎行雄 P13

東日本大震災 P16

つぶやきシロー P17

ヒロシ

高砂の尉 P23

森繁久彌 P29

ババゾノ P31

夏目漱石 P32

美空ひばり

菊五郎格子』

はかま満緒 P33

笑点』P34

サザエさん

水戸黄門

ジェームズ·ボンド P40

『笑っていいとも』P60

花登筐 P74

『どてらい男』

明日に向かって撃て!』P78

源氏物語』P79

ティーヴン·キング P90

『シャイニング』

川端康成 P97

不思議の国のアリス』P98

ティム・バートン

ヘンナ·ボナム·カーター

天童よしみ

『アキラ』

秋野暢子 P99

安藤和津

「星影のワルツ」P105

『ジュラシック·パーク』P107

トランプ P111

ロナルド·レーガン

2001年宇宙の旅』P112

松井須磨子 P122

飯田蝶子 

浪花千栄子

松本伊代 P124

松野明美

中野美奈子

東海林太郎 P128

『むらさき小唄』

平野愛子

『港が見える丘』

手塚治虫 P132

火の鳥

山下清

獅子てんや瀬戸わんや P135

島ひろしとミスワカサ

薔薇の名前』 P136

ピエール·カルダン P138

松本弘子

志賀直哉 P139

アンデルセン P141

『森は生きている』

尾崎紅葉 P143

幸田露伴

兼好法師 P148

『ものぐさ太郎』P154

国定忠治

フェリーニ P163

孔子 P167

『妖精ゴラス』P171

バイオレンスジャック』P172

島崎藤村 P176

田山花袋

吉幾三 P177

泉鏡花 P192

三島由紀夫 P197

楢山節考

 

原田博志 P204

 

 

 

 

 

 

 

 

2017年 橋本治 『読売新聞 連載小説「黄金夜界」』

9月30日より読売新聞朝刊より小説連載

タイトルは「黄金夜界」

尾崎紅葉金色夜叉」のリメイク。

9月20日の朝刊に作者の言葉掲載

f:id:biboudou:20170920192442j:plain

 下記紹介サイト 

12月末まで非会員も閲覧可能。

今後著者インタビューの予定もあり。

 

http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170926-118-OYTPT50156/list_OUGONYAKAI

 

主な登場人物

間貫一:東大生 美也の許嫁

鴫沢美也:モデル 年は貫一の2つ下

富山唯継:ネットオークションサイト運営会社のオーナー

 

小見出しとあらすじ

9/30~10/15(1~15)

 摩天楼

高層ビルの52階で行われたカウントダウンパーティーでモデルのMIA(鴫沢美也)と

富山唯継は出会った。そこで二人はちょっとした会話(主に富山の一方的な質問と自慢)をしていたが、ちょうどそのときビルの下まで美也を車で迎えに来たのが間貫一だった。美也は貫一を兄と言った。

10/16~10/31(16~31)

 許嫁者

貫一は母親を産まれてすぐに亡くし、父親を小学六年のときに亡くした。その貫一を引き取ったのが、父親の親友だった美也の父鴫沢隆三だった。

貫一が高校へ進んだ春のある夜事件は起こった。

11/1~11/18(32~48)

富山唯継

高校一年の貫一と中学二年の美也は結婚を約束する仲になった。

レストランを経営する隆三は、貫一に東大を卒業させ、自分の店を継がせようと考えた。

その後、時は過ぎ、美也は高校卒業後モデルデビューし、貫一は東大卒業を目前としていた。

カウントダウンパーティーから十日が経った日、富山唯継が鴫沢隆三の店に現れた。

11/19~12/8(49~68)

熱海の黄昏

再度隆三の店〈遠望亭〉を訪れた富山は、そこで隆三を落とした。資産三十億の力で。そしてモデルとして伸び悩んでいた美也は、あっさりと結婚を決めた。

鴫沢夫妻の会話から結婚の事実を知った貫一は、今美也がいるという熱海へと急ぎ向かった。

12/9~12/10(69~70)

別離

熱海で現実を突きつけられた貫一に戻る場所はなかった。

 12/12~12/25(71~84)

変貌

それから二ヶ月が経った。美也は富山美也となった。美也は結婚し生まれ変わった。

その頃貫一は居酒屋で働いていた。

12/26~1/11(85~100)

黒い会社

2017年 橋本治 『ちくま』

引き続き「遠い地平、低い視点」連載中

2017.1 31 「自己承認欲求と平等地獄」

2017.2 32 「アクセルを左にしたらどうだろう」

2017.3 33 「強権政治の終わり」

2017.4 34 「時間は均一に進んでいないの?」

2017.5 35 「電波で荷物は運べない」

2017.6 36 「度を過ぎた量はこわい」

2017.7 37 「ガハハ vs やァね」

2017.8 38 「道徳教育は必要なのかもしれないなァ」

2017.9 39 「国会は裁判所ではないでしょ」

2017.10 40 「「危機意識」はないのか?!」

2017.11 41 「批評のポジション」

2017.12 42 「さまよえる男達」