biboudouのブログ

書籍・音源備忘録 最終的にはそれぞれに索引・クレジットまで作成予定

橋本治小説

1989年 橋本治『愛の帆掛舟』 新潮社

『愛の矢車草』の続編的短編小説集。 四編収録で四編とも異常性愛がテーマ。 今回もそれぞれ挿画担当者が別れており、田中靖夫、宇治晶、東恩納 裕一、山本容子が担当している。

1989年 橋本治『ハイスクール八犬伝4<芳龍閣の決闘>』 徳間書店

シリーズ4巻目

1988年 橋本治『ハイスクール八犬伝2 <超高層死美人ホテル>』『同3 <光る女>』 徳間書店

シリーズ2,3巻

1988年 橋本治『鞦韆』 白夜書房

未読

1988年 橋本治『無花果少年と桃尻娘』 講談社

シリーズ五作目。 六編収録のうち一話目は前作の続きで磯村君と木川田君を主役にした三人称の小説。二話目が表題作で、榊原さんと磯村君の一人称が交差する。残りは榊原さん磯村君がそれぞれ二話ずつ語りを担当。 装丁はさべあのま。

1987年 橋本治『ハイスクール八犬伝1<夢魔の放課後>』 徳間書店

曲亭馬琴の「南総里見八犬伝」に想を得た大長編小説(全30巻予定)。

1987年 橋本治『愛の矢車草』 新潮社

小説現代収録作二編と書下ろし二編の短編集。 「愛の陽溜まり」「愛の狩人」「愛の牡丹雪」「愛の矢車草」 挿画は、高野文子、しりあがり寿、奥村靫正、吉田秋生。

1985年 橋本治『無花果少年と瓜売小僧』 講談社

磯村薫と木川田源一を主人公とするシリーズ第四弾。 三人称になっている。

1984年 橋本治『帰って来た桃尻娘』 講談社

大学に入学した榊原玲奈の物語。全編榊原による一人称。

1984年 橋本治『S&G グレイテスト・ヒッツ+1』 大和書房

LP『サイモン&ガーファンクル グレイテストヒッツ』の曲のタイトルそのまま使って作った短編集。S&Gの曲とは別にそれぞれBGMも設定されている。 1978年~1980年に『野生時代』に掲載されたものを大幅に加筆したのが7割で残りは書下ろし。 カバー写真はお…

1983年 橋本治『ふしぎとぼくらはなにをしたらよいかの殺人事件』 徳間書店

各章有名な推理小説の引用で始まり、主人公田原高太郎(=橋本治)が書いたとされる推理小説仕立てのメタ・フィクション。挿画・装画も田原高太郎名義。

1983年 橋本治『その後の仁義なき桃尻娘』 講談社

その後の 榊原玲奈 滝上圭介 醒井凉子 木川田源一 磯村薫 を描いている。 初出は1982年5,6,9月、1983年1月号の『小説現代』と書下ろし2編 装丁はさべあのま

1981年 橋本治『暗野 BLACK FIELD』 北宋社

長編SF おそらくまだ久生十蘭の影響を拭い去れていなかった頃の作品。 「”銀座のド真ン中にゴジラを出してみせる”ってつもりで書いた、”ブッ壊してやる”という破壊重点主義の小説」

1978年 橋本治『桃尻娘』 講談社

桃尻娘 一年C組 三十四番 榊原玲奈 無花果少年 いちぢく・ボーイ 二年A組 二番 磯村薫 菴摩羅HOUSE まんごおハウス 二年A組 三十八番 榊原玲奈 瓜売小僧 ウリウリぼうや 二年A組 十一番 木川田源一 温州蜜柑姫 おみかんひめ 三年A組 三十八番 榊原玲奈 …