橋本治1980年代
ET TU BRUTES ? という特集コラムにて、 「フィリップ・マーロウがだめなら藤原定家がいるさ」 を寄稿。 下記に収録されている。 タイトルが「フィリップ・マーロウは嫌なのよ」に変わっている。 biboudou.hatenablog.com
戸井十月編 学校にない教科書 橋本治は、「殺す」という標題で、「”知性”御臨終です」という文を寄せている。 そのほかは、 跳る 1967年10月8日 生江有二 漂う ブタ箱の中で口笛ふいた 田村光昭 動く つまらないよ、みんな一ヶ所に留まってたんじゃ 田家秀樹…
私のビデオベスト5コレクション 橋本治は『ベン・ハー』『007/ゴールドフィンガー』『スーパーマン』『いつも2人で』『マイ・フェア・レディ』をタイトルバックが美しい映画ベスト5 『歌ふ狸御殿』『細雪』『仁義なき戦い・広島死闘編』『或る夜の殿様』『赤…
今まで出版された単行本収録の雑文や未発表の文から主に女性について語られたものを集めている。 以下索引(調整中) 1995年 河出文庫版 単行本未収録部のみ オードリー・ヘップバーン P43 『ローマの休日』 ボディコン P89 キャサリン・ターナー P91 『ロマン…
広告批評に掲載された文章を大幅に加筆修正した「江戸はなぜ難解か?」を軸にこれまで雑誌等で発表していた江戸に関係する雑文をまとめたもの。橋本治二十六歳の時に『美術手帖』に掲載された「明治の芳年」もある。
橋本治の現代美人考 「自信がすべて」 と題した文を寄稿。
『愛の矢車草』の続編的短編小説集。 四編収録で四編とも異常性愛がテーマ。 今回もそれぞれ挿画担当者が別れており、田中靖夫、宇治晶、東恩納 裕一、山本容子が担当している。
シリーズ4巻目
特集 各界35氏が語る、私が天皇の死を聞いた瞬間 「地価」と題した文掲載
シリーズ2,3巻
シリーズ中巻。 第百八十六段まで。
第二弾。有吉佐和子解説や山田風太郎解説、アガサ・クリスティ論や江戸川乱歩論、『江戸にフランス革命を』にもつながる平賀源内論など。 装丁は前回と同じく平野甲賀。
1987年11月15日に池袋西武コミュニティ・カレッジで行われた六時間の講演をまとめたもの。企画担当は『恋愛論』と同様、保坂和志。 「昭和という限定されたある期間を絶対の永遠のように思ってた、”状況”という男の論理、そしてその論理を一人で徹底させる近…
日本の男のための美学に関する実用書。
雑誌『ef』に連載していた女優に関する話。 ヴィヴィアン・リー、イングリッド・バーグマン、ファニー・ブライス、エリザベス・テイラー、オードリー・ヘプバーン、グレイス・ケリー、マリリン・モンロー、ブリジッド・バルドー、ジェーン・アリスン、ジャン…
未読
シリーズ五作目。 六編収録のうち一話目は前作の続きで磯村君と木川田君を主役にした三人称の小説。二話目が表題作で、榊原さんと磯村君の一人称が交差する。残りは榊原さん磯村君がそれぞれ二話ずつ語りを担当。 装丁はさべあのま。
曲亭馬琴の「南総里見八犬伝」に想を得た大長編小説(全30巻予定)。
小説現代収録作二編と書下ろし二編の短編集。 「愛の陽溜まり」「愛の狩人」「愛の牡丹雪」「愛の矢車草」 挿画は、高野文子、しりあがり寿、奥村靫正、吉田秋生。
古代ギリシャの歴史を語る。 全四巻の構想。前・後両表紙開いて1ページ目に見開きで、その四巻を江戸歌舞伎顔見世狂言仕立にした宣伝文が載っている。 しかしまだ続巻は出版されていない。
占星術師マダム・フランソワーズ・ハヤサカが1988年から1999年12月までを予測した書。 何一つ本当のことが書かれていない全編冗談の本。
各章の冒頭、タイトルと一緒に歌謡曲の詞が引用され、それにのって貞淑の論理を展開する。 タイトルは映画「インドへの道(A PASSAGE TO INDIA)」のもじりで、この本のサブタイトルは、”A PASSAGE TO SOPHISTICATION”貞女=洗練。 引用された歌謡曲について…
「枕草子」を桃尻語(榊原玲奈の語り口)で訳したもの。 上巻は第八十二段まで。
映画評あり、マンガ評あり、サブカルチャー論あり。 雑誌記載記事を集めた、評論に近い雑文集。 装丁は平野甲賀、表紙の絵はこの何年か前に橋本治自身が書いた年賀状の絵。
『デビット100コラム』の続編、書下ろし雑文集。こちらは50の雑文が収録されている。 タイトルは、ロバート・ボーンのシャレ。『デビット100コラム』『ロバート本』ともに価格は1100円。後から読むと0011、この2作はあわせて「0011ナポレオンソロ」をコンセ…
1985年池袋西武コミュニティ・カレッジでの講演を基にした橋本治のかなり個人的話オンパレードの「恋愛論」。この講演の担当者は、当時西武百貨店勤務だった保坂和志。 同時収録83年「広告批評」掲載の「セーター騒動顛末記」、84年「月刊カドカワ」掲載の「…
東映チャンバラ映画を軸に近代日本の「通俗」の論理を語る。 書下ろし1400枚の大著であるが、本当はまだまだ書くべきことがあったよう。現在まだ文庫化もされていない。いつか真の意味で「完本」として出版されるか。
冗談の本。 写真の多くはおおくぼひさこ。
柳沢健、松島トモ子、島森路子、中沢新一、山岸凉子+飯田耕一郎、 との対談集とインタビュー一本、勇気についての雑文一本。
雑誌「SALE-2」「写真時代」に連載されていた悩み相談をまとめたもの。