biboudouのブログ

書籍・音源備忘録 最終的にはそれぞれに索引・クレジットまで作成予定

1989年10月 橋本治 『翻訳の世界 1989年11月号』

インタビュー

古典現代語訳の地平から日本語表現の文体水準を見る

「『嵐が丘』を今のヒースクリフとキャサリンで読ませろ!」

 古典現代語訳の教訓 「をかし」は「素敵」

 複合語をどう翻訳するか

 言葉の"単位"が持つリズムという力

 「桃尻語」の射程という問題

 他人の言葉にどう迫ろうか---「源氏」訳の話

 「思想は人なり」「文体はウデなり」

 現代のロミオはどんな言葉で喋るか?

 モノトーン化した言葉 訳せなくなった古典

 音=リズムのない"主張"なんて"時代遅れ"だ

 

※『その他たちよ!』に掲載されている。