「「なんかヤダ」から始めるしかないですね」と題した総選挙後のインタビュー。
一部引用:
右翼的な言説って、人の存在する秩序を肯定するんですよ。つまり、自分のあり方が不安定だと、そっちに行く。批評を実践する場が持てないから欲求不満がたまっていって、より強い力を持つ方、秩序構築的なほうに行きたがるんですよ。だから、右翼も強い力を持つけど、共産党だって「たしかな野党が必要です」って明確に強いじゃん。
右翼的も左翼的もそうなんだけど、構える主体であるべき自分というのがはっきりしなくなると、外にひかれていくんだよね。だからどんどん人の言うことに乗っかっちゃって、そのことによって自分を強くする。・・・
・・・はっきり言っとくけど、今は廃墟です。「なんかヤダ」で済まそうとする俺みたいなところに、「論座」なんていう堅い名前の付いた雑誌がインタビューに来るということからして、異常時だと思うもの。