2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧
『中央公論』にて時評連載。主に文化時評担当。 掲載時タイトルは以下。 2010.1 ユニクロ vs しまむら 2010.2 スターよりワン・オブ・ゼム 2010.3 ドラマの軸と「小太り女の結婚詐欺」 2010.4 デパートを失う街 2010.5 草食系の虎(タイガー)について 2010.…
特集:震災後-変ってほしいもの・ほしくないもの 「超悲観論者の物思い」 一部引用: 長い間、人は生きながら「次の世代に伝える」ということを、当然のこととして考えていた。それが、この数十年の間で消えた。だから、人はバラバラになった。 人は時として…
特集:病を語る 「「保留状態」を生きる」と題したインタビュー掲載。 自身の病気・入院体験を語っている。
第10回小林秀雄賞選評 受賞作『ご先祖様はどちら様』高橋秀実 「平明な「日本人達」論」と題した選評掲載。 ご先祖様はどちら様 作者: 高橋秀実 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2011/04 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 21回 この商品を含むブログ (…
「父が死んで思うこと」という小文を執筆。
2011年3月11日以降の「これから」をどう考えるか、の本。 橋本治は「無用な不安はお捨てなさい」と題して執筆。 入院していた話から大地震以降を振り返っている。 最後の一文引用: 「外国のことなんか考える余裕はない。日本国内を立て直す。格差というもの…
『芸術新潮』2010年12月号を増補・再編。 橋本治は、橋本麻里のインタビュー形式で春画とその背景となる江戸の性愛について語っている。
2011年3月10日発売。 超大型企画「これが私たちの望んだ日本なのか」 「早とちりの誤解」執筆。 「自民党を支持する勢力」と「その他」しか存在しない日本には二大政党制なんか成り立たない。 という話。 そのほか合計125人の意見。
「アートの地殻変動」に登場。 橋本治名言: 何かを言い切って理論を構築するという方法もあるけれど、理論によって切り捨てられるディテールを思うと、ディテールが生きていることのほうが大切だと思う。 ・・筋の通し方で言うと、私、バームクーヘン式なん…
「柿の実の赤くなる頃」と題した一文。 アイスクリームの卸商売だった実家が、突如「菓子製造所」になった頃の思い出。
第9回小林秀雄賞選評 受賞作『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』加藤陽子 「論述の新しい方向」と題した選評掲載。 それでも、日本人は「戦争」を選んだ 作者: 加藤陽子 出版社/メーカー: 朝日出版社 発売日: 2009/07/29 メディア: 単行本(ソフトカバー…
巻頭大特集:「実ハ」の世界 「アパートの隣室にマリー・アントワネットが住んでいたら」執筆。
山田風太郎本。 橋本治は「とんでもない「普通の人」」という一文を寄稿し、山田風太郎との出会いを書いている。 列外の奇才 山田風太郎 作者: 角川書店編集部 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング) 発売日: 2010/11/23 メディア: 単行本 …
『新潮』2010年4月号掲載長編小説。 戦後、ある文部官僚一家の物語。 根本アイディアは、黒澤の『乱』の主人公が笠智衆だったらどうなっていたかということだったらしい。 リア家の人々 作者: 橋本治 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2010/07 メディア: 単…
特集:橋本治 「リア家の人々」に関する宮沢章夫との対談「「リア家」の一時代」や、 栗原裕一郎のインタビュー「”小説家”という在りかた」など、 そのほか、矢内賢治、橋本麻里、小谷野敦、岸川真、仲俣暁生などがそれぞれの橋本治論を書いている。
①にてインタビュー「橋本流独断江戸哲学講座巻一」(広告批評1986年5月号)掲載。 ②にて解説「受容する知性-島森路子さんのこと」 そのほか合計24組のインタビューを収録。 ①②ともに「笑いをつくる」、「展覧会にて」と副題をつけて、お笑い芸人とアーティス…
巻頭大特集:歌舞伎座最後の舞台 御名残四月初日観劇記の第一部を執筆。 「歌舞伎座の記憶」と題している。 このときの第一部の演目は、『御名残木挽闘争』(曽我のだんまり)、『熊谷陣屋』、『連獅子』。
特集:エコノミストはなぜ経済成長の夢を見るか? 橋本治と山形浩生の対談「大不況には自分の頭で考える」 一部引用: 私が欲望を肯定するというのは、新たな理想を構築しようとしても、自分の中にある欲望なり、快感原則の類をしまい込んでいると材料が足り…
特集:はじめて読む聖書 「旧約的なものと新約的なもの」 日本の古典との比較など。 一部引用: 神が世界をつくったという聖書の前提が呪縛のように残っていて、それをすべて人間の理解の範疇におさめなければいけないというのが科学の悲しさなんじゃないか…
『橋』刊行時のインタビュー
『小説トリッパー』2008年夏季号から2009年冬季号連載分から。 第一巻目は田山花袋と二葉亭四迷がメイン。
特集:歌舞伎座 「歌舞伎座の改築に関して思うこと」 「町の中の演劇」としての歌舞伎、町の一部としての劇場。
歌舞伎絵巻シリーズ第四弾。 舞台が大明帝国だけあってか色使いが今まで以上に鮮やか。 装丁・デザインはおなじみ中島かほる。
エッセー「世界が傾いた十年」 21世紀最初の十年がなんだったか。
特集:あこがれの老年時代 橋本治ロングインタビュー「年をとるって?」 一部引用: (江戸時代の文化文政の)滝沢馬琴、葛飾北斎、鶴屋南北、この三人は、みんな五十頃から才能を開花させている。 ・・・のちに北斎は風景画という新しいジャンルをつくり、…
『文学界』2009年10月、11月号に掲載された長編小説。 二人の少女はどのように大人になり、そしてどうなったのか。
橋本治の著作絡みの対談。 対談相手と初出は以下 高橋源一郎『短編小説を読もう』「考える人」2007年春号 浅田彰『日本美術史を読み直す』「新潮」2007年8月号 茂木健一郎『小林秀雄とはなにものだったのか』「文学界」2008年3月号 三田村雅子『紫式部という…
創刊60周年記念特大号「わたしが選ぶ日本遺産」 橋本治は「「美しい本」という伝統」と題し、例として、 《源氏物語絵巻》、「嵯峨本」、曲亭馬琴・葛飾北斎『椿説弓張月』、竹久夢二「セノオ楽譜」、橋本治・岡田嘉夫『仮名手本忠臣蔵』 を挙げている。 合…
<特集:心に染みいる人情噺> 短篇「聞く耳」 現状単行本未収録
『一冊の本』連載「行雲流水録」2005年2月号から2008年5月号掲載分まで。 副題「What kind of fool am I」 今回は小説、映画の話が多い。 以下索引(調整中)