biboudouのブログ

書籍・音源備忘録 最終的にはそれぞれに索引・クレジットまで作成予定

橋本治1990年代

1994年 橋本治『貧乏は正しい!』 小学館

雑誌『ヤングサンデー』連載の「17歳のための超絶社会主義讀本 貧乏は正しい!」の単行本化第一弾。 第一巻の本書は「現在の自分」。 ソ連を中心とする社会主義体制崩壊からバブル経済終焉までを、日本の若者のオナニーとリンクさせて語る。

1993年 橋本治インタビュー 『VIEWS 1993.9.8』

VIEWS 図書館にて 『ぼくらのSEX』刊行インタビュー 「SEXに悩む年代の読者に向けた本。 大人に性教育をしてもムダですから」

1993年 橋本治他『瀬戸内寂聴対談 十人十色「源氏」はおもしろい』

『源氏物語』をめぐる瀬戸内寂聴の対談集その一。 橋本治とは初対面。この対談がきっかけで橋本治は『窯変 源氏物語』を思い立ったらしい。対談は1989年。 ほかには丸谷才一、俵万智、大庭みな子、五木寛之、三島由紀夫+竹西寛子などと対談。 1998年に文庫…

1993年 橋本治×早川タケジ 『CREA 1993.6』

対談 「うたを着てしまったスター」 早川タケジの作るジュリーの衣裳、ぜ~んぶ見せます 『カサブランカ・ダンディー』 『ダーリング』 『OH!ギャル』 『憎みきれないろくでなし』 『どん底』 『TOKIO』

1993年 橋本治『ぬえの名前』 岩波書店

雑誌『よむ』に1991年4月号~1993年5月号に連載された文章と、『芸術新潮』1991年8月号、『東方』1992年7月号、8月号に掲載された文章をそれぞれ大幅に加筆してまとめたもの。 『風雅の虎の巻』に近い印象。

1993年 橋本治『源氏供養 上巻』 中央公論社

『源氏物語』に関するエッセイ。 未読

1992年 橋本治『橋本治歌舞伎画文集-かぶきのよう分からん-』 演劇出版社

1978年~1981年、1984年に雑誌『演劇界』に掲載されていた役者絵と1988年~1990年あたりまで同誌に連載していた文章をまとめたもの。比較的長いインタビューも。

1993年 橋本治他『さよなら妖精 AUDREY HEPBURN Good-bye,Fairy』 KKベストセラーズ

オードリー・ヘプバーン追悼本 巻頭に「この世には愛よりも大切な”自由”がある。オードリーはそれを教えてくれたんだ。」と題し執筆。 一部引用: この世には愛よりも大切な”自由”っていうものがあってさ、それは非常に誇り高くってさ、普通の人間には分から…

1993年 橋本治『ぼくらのSEX』 集英社

雑誌『明星』特別編集。 中学生のためのSEXの教科書、全39章。

1993年2月 橋本治解説 寺山修司『新・書を捨てよ、町へ出よう』河出文庫

解説:この書を持ちて その町を捨てよ

1993年 橋本治『古事記 少年少女古典文学館1』 講談社

子供向けに書かれた『古事記』の翻訳。 のちにシリーズ・古典『橋本治の古事記』というタイトルで再編集して発行されている。

1993年 おおくぼひさこ・橋本治『写真集 窯変源氏』 中央公論社

『窯変 源氏物語』に挿し込まれていた写真を集めて編集したもの。 橋本治が文を添えている。

1993年 橋本治『窯変 源氏物語14』 中央公論社

完結 未読

1992年 橋本治×松任谷由実 『VIEWS 1992.11.25』

創刊1周年・特別対談 松任谷由実VS橋本治 「ニッポンのうた、ニッポンのことば」 ・松任谷由実という人は時代の音から入らない ・女の人は心象風景を、ポンと出しちゃう ・"輝かさせて"という日本語はあるのか? ・相手に対して誠実になろうという決意 ・ユ…

1992年 橋本治他 『サンデー毎日 1992.10.25』

聞き書き「わたしとこども」40 この母にして・・・ 文 石村博子 橋本治の母 橋本美代子さんインタビュー ・奇抜な格好が好きな、かなり変わった東大生 ・自由業でいる気持ちよくわかりますよ

1992年 橋本治『窯変 源氏物語8~13』 中央公論社

1992年 橋本治 『PLAYBOY 1992.3』

ビンボーへの応援演説 「今の給料の中できちっとやりながら、いつか自分の真価を認めさせてやる、 というふうに計算していかなくちゃ」

1992年 橋本治『思考論理学 考えるワシ』 マドラ出版

「広告批評」企画、夜中の学校シリーズの二作目。 ハゲを正当化する話、「わからない」という方法論など。

1992年 橋本治インタビュー 『エフ 1992.1』

「千年の時をへて源氏をよみがえらせた平成の「光源氏」の優しい眼」 主に『窯変源氏物語』について。

1992年 橋本治 『CREA 1992.1』

話題の人 100人大アンケート '91わたしの⚪と× に回答している。

1991年 橋本治『窯変 源氏物語1~7』 中央公論社

光源氏の一人称語りで『源氏物語』を書き替えたもの。 軽井沢にあった中央公論の寮で缶詰になって書き下ろしたもの。

1991年 橋本治 『芸術新潮 1991.8』

永久保存版 世界に応える日本文化の特質 「最大特質は「男がみっともないこと」」と題した文を寄稿

1991年 橋本治『ハイスクール八犬伝7<智彦変幻>』『ハイスクール八犬伝8<淫婦船虫>』 徳間書店

シリーズ7、8巻。 これ以降続巻は出ていない。

1991年 橋本治インタビュー 『SAPIO 1991.7.25』

「「我身安全」しか考えないナアナアファシズムが日本に蔓延している」 『ナインティーズ』刊行時のインタビュー "橋本日本史"の全況と方法論を探る8冊として下記が紹介されている。 『完本チャンバラ時代劇講座』 『窯変源氏物語』 『恋の花詞集』 『絵本徒…

1991年 橋本治『’90s ナインティーズ-時代の曲がり角で-』 小学館

『’89』の続編のようなもの。 『SAPIO』で連載していた「ノンシャラン巷談PartⅡ」をまとめたPartⅠと膨大なあとがきPartⅡ に分かれている。 インタビュー&プロデュース:刈部謙一

1991年 橋本治インタビュー 『GORO 1991.7.11』

「男の自主規制が終わった時代に現代最大のタブー"光源氏"が甦る」 『窯変源氏物語』1巻刊行時のインタビュー。

1991年 橋本治・中野翠『二人の平成』 主婦の友社

1989年(平成元年)~1990年に行われた二人の対談をまとめたもの。 1995年の文庫化に際して追加対談も行われている。

1991年 橋本治『橋本治掌篇小説集 流水桃花抄』 河出書房新社

1980年から1984年までに書かれた十七篇のショートショートと書下ろし一篇を加えたもの。 装丁:奥村靫正

1991年 橋本治 『SAPIO 1991.1.10』

「子供が『少年ジャンプ』、大人が『印象派』しか買わない奇妙な国の物語」 と題した91年の展望。

1991年 橋本治 『週刊現代 1991.1.19』

荒木経惟が撮った松田聖子の写真の脇に 「女だったら誰でもスター」と題した文を寄稿。